こちらでの主な業務は、翌日分の診療カルテ作成や、訪問看護の走行スケジュールを組む、「明日は○時頃にお伺いします」と個人宅や施設に対して連絡を入れる、患者さんやご家族からの電話に対応することなどです。さらに、訪問診療を終えた担当者から患者さんのバイタルや処方箋の記録写真が送られてくるので、それらを電子カルテに入力する作業も担当。常勤以外の医師が見てもわかりやすいカルテを作り、『医療秘書』という形で医師や看護師のフォローができるよう尽力しています。入職当初は聞き慣れない医療用語に戸惑うこともありましたが、仕事をしながら覚えることができました。事務のスタッフは半数以上が未経験から入社しており、わからないことは先輩たちが丁寧に教えてくれる環境です。

訪問看護のスケジュールを組む際はGoogleマップを見ながら、看護師さんとルートを話し合うこともあります。単純に地点間の距離から走行スケジュールを導き出すのではなく、患者さん個人の事情なども加味しながらルートを考えるため、一筋縄ではいかないこともしばしば。スケジュールを組むのにかかる時間が短縮できたときや、訪問順がパズルのようにカチッとはまったときにやりがいを感じます。ここでは部署を問わず、同世代の若いスタッフと気兼ねなく意見を出し合って働けるのが楽しいですね。どんなに仕事内容が好きでも、職場の仲間とうまくいかなければ継続は難しいと思います。効率がよく質の高いパフォーマンスを発揮するには、いい人間関係があってこそだと実感しています。